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地の果てロカ岬(1996年4月 68歳)
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| 140メートルの断崖の上には、石を積み上げた高い塔があって、塔の下にはポルトガル人の詩人ルイス・デ・カモインスの語った有名な詩、『ここに、陸尽き、海始まる』が白い石に刻みこポルトガル語なので説明を聞いただけで読み取ることはできませんでした。 断崖の上に立つと、陸尽きる所という実感がします。コロンブスもこの岬水平線の彼方にあるであろうジパング(日本)に熱い思いを寄せたのでしょうか。 水平線の彼方をじっと眺めていると、本当にアメリカ大陸が蜃気楼のようにぼんやりと見えるような錯覚さえしました。これだけの名所でありながら、ほとんど観光客の姿は見えません。
広々とした岬の台地には赤い灯台と、レストランを兼ねた一軒の土産物屋があるだけです。 4月なのに真夏のような太陽と、晴れわたった空、大西洋から吹きつける爽やかな風とかすかに聞こえる海鳴りの響き、草原には珍しい花が一面に咲き乱れていました。 |
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